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ここは、女性でありながら太い足で世界の地ヘガッシリと根をおろした人物を見習い、まずは大きな気持ちで、完成木に挑戦してみましょう。 一回芽切りは特殊な作業か。 正月過ぎから、葉抜きの作業に入ります。 完成木は、ほとんど徹勢が平均化されてはいます。 だから、完成木なのですが、それでも枝の芽の強弱が必ずでてきます。 芽の強弱を均一化させるためにも、葉抜きは行わなけれぱなりません。 古葉も新葉も葉ぬきをします。 並行して行ってください。 冬の間に古葉も新葉もぬいてしまうと樹勢が落ちるのではないかと、思われるかもしれませんが、静岡や愛知の黒松の本場では、二月下旬になると芽が動きだしてくるものもあります。 芽が動きだし枝に力がついてこないうちに、葉ぬきをしなけれぱ効果がありません。 正月過ぎちから遅くとも4 月上旬までには葉ぬきをしておきたいものです。 基本的に葉ぬきは、強い部分は3〜4枚残し、弱い部分はできるだけ残すこと。 完成木は、前に述べたようにほとんど平均化しているわけですから、ローソク枝を切るというミドリ摘みの作業はしなくてもいいでしょう。 次に芽切りの時期です。 6月25日〜7月10日の間に、一回目の芽切りを行います。 |