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書体草は和室にとても良く合います。 糸のような爽やかな葉です。 昔、針職人はこのように細い植物を目を休めるために一鉢育てていました。 文字やパソコンに疲れたとき、緑の糸が目を休めてくれます。 |
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書体草の仲間は湿地にぽつんと谷地ぼうずであったり、川縁のすげであったりします。 |
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書体草はどんどんのびます。 風に揺れながら先端まで傷むことなく伸びていきます。 |
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書体草はどんどんのびました。 酷暑のときが見ごろとなります。 せみ時雨の中で一服の涼風を感じられます。 夜が更けても汗ばみ、無心になっての思考が途切れがちのとき、 大きくカールした葉は、水盤にうつり爽やかです。 |
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書体草も彼岸を過ぎると上向きの力が衰えて倒れてきます。 葉先は地面に這うようになり根に養分を移動させて来年の活動に備えます。 |
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書体草も春彼岸を過ぎると上向きの力が蘇ってきます。 つぶれて枯れた葉の間から花が立ち上がって来るのです。 |