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小藤は花を咲かせません。 盆栽の好きな人にしか育てては貰えないのです。 ペット・ガーデン好きの奥様には雑草のようにしか扱われない種類です。 あくまでも、緑の小葉で紅葉せずに散っていきます。 派手な見せ場を全く持っていない、そこが盆栽なのでしょうか。 |
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盆栽の水やりは薀蓄として理路整然としたものが多くあります。 理論武装するほど背反した言い分がある事も面白いところですし、全く従来のいわれ方を踏襲して本人の確認実績が無いと思われるものも面白いところです。 風・水+陽+生といった不確定要素のパラメータを統一した式に導き出して欲しいものです。 黒松の小品盆栽を20年間大きくしないで保ち続けると木部の芯がほとんど不活性化しています。 若くて同程度の黒松は木部も皮部も活性が大きくて乾燥にも水浸しにも肥料にも強いのです。 小藤は水が切れると先端や葉が枯れるといった自己防衛が全く無く全て枯れてしまいます。 土は締り具合に、酸アルカリ度合い、カルシュウム好み・マグネシュウム好みなど植物の種類で異なります。 |