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いちいは山地や北の方に生育しています。 大きいものでは20m直径2mになります。 葉は平たい線形で枝には左右2列に並びます。 果実は秋に赤く熟し食べられます。 庭に良く植えられるキャラボクはいちいの小型潅木状のものですが、葉は2列でなく小枝を取り巻くように着きます。鳥取県大山の群生はダイセンキャラボクと呼ばれて天然記念物です。 いちいは涼しい土地に生育するために、盆栽としては夏越しに難しい所があります。 ふところが上りやすく、芽先を止めても先端から伸び出すといった所がありますが、一位と称されるこの樹種は風格を感じます。 |
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いちいは山地や北の方に生育しています。 |
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鉢に植えると小枝の芽出しが悪く枝の先端しか伸びなくなったりして難しい面があります。 適地適作。 気候や土壌条件が樹木のDNAに組み込まれているのでしょう。 |
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いちいは夏の高温で鉢が焼けると弱ります。 白っぽい鉢は輻射熱の吸収が少ないので温度が上がり難く寒冷地の植物を植えるのに適していると思われます。 |