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美男かずらは暖地の山野に自生しています。 葉は楕円形で先がとがり、つやがあります。 雌雄異株という人もいますが、同株であけびのように雄花と雌花があります。 夏、黄白色の花をつけ、実は冬に熟すと赤くなります。 樹液で髪を整えたので、美男葛(びなんかずら)ともいうそうです。 盆栽に仕立てるには、つるが垂れるので半懸崖か懸崖に向いています。 つる性なので針金かけも容易です。 開花期は7月から8月で白色の花が咲きますが、中が赤いのが雄花、黄色や緑色に見えるのが雌花です。 盆栽としての観賞期は10月から翌年1月の中旬頃までで冬に凍って干からびてきます。 盆栽以外の楽しみ方は、垣根にはわせて栽培してみるのも良いものです。 |
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滋養強壮、鎮咳(ちんがい)などに、南五味子(なんごみし)を1〜2個(約5グラム)、水0.2リットルで煮詰めます。 果実が、どろどろになったら火を止めて、布で濾してから、ハチミツなどで甘みをつけて、暖めてから熱いうちに、食後1日2〜3回に分けて服用します。 また、新鮮な葉は、揉んで切り傷に塗布します。 古くは、蔓(つる)には粘液質があり、細かく刻んで、少量の水に漬けておくと、粘質になり、寝癖などの頭髪のくせ毛直しに用いました。 など など。 ちょっとやってみましたが、古いお話はだれかのコピーが伝わっているだけで、効果なしとおもいますよ。 |
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