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あけびは季節を感じさせる秋の味覚です。 実は熟してくるとぱっくり口をあけたように裂けることから、「開け実」→「あけび」になったと言います。 実は食用、木部は薬用または木製品とし利用価値の高いつる性植物です。 花・実共に白いシロバナアケビや緑色のアオアケビがあります。 |
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小品盆栽で実が付いたらとても興味のある姿になるでしょう。 花を咲かせることが出来ても小さな実のうちに黒くなって落ちてしまいます。 熟すまでになったら一目を引くでしょう。 五葉アケビと三つ葉アケビのどれでも作り方さえ判れば実を付けて楽しめる種類です。 アケビは焼け込み易いので細いものを採取した方が良いでしょう。 下草刈りをするような所に手に入れ易い木があります。 採取に時間が有るならば2年間は根まわしを行いましょう。 最初に半分の根を切り次に別の根を切ります。 3年目に幹を切り詰めます。 4年目ほりあげます。 こうすると、殆ど焼け込む事が無く掘り出すことができます。 鉢に上げてから根付けば大変根張りが良いので毎年植え替えます。 ウドンコ病を防除して日光に当て水と肥料を充分与えます。 花は大きくめしべの有るのが雌花、小さくおしべの雄花で両方付いて咲きます。 他の花粉を交配します。 |
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山のあけびは一つの実に対して葉の割合が大変少ないのです。 コツを掴めば大きな実を付けるのが容易です。 アンバランスな魅力があります。 三つ葉アケビの実は冬でも乾燥してぶら下がっています。 自然の甘さはスバラシイと好きな人もいます。 黒いのは種です、いっぱい入っています。 実をちょっと食べてプププっ出さなければいけません。 甘味はあるが、飲み込む程の量が無く、みんな種。 アケビは見つけても細い枝先だったり、高すぎたりなかなか難しいです。 昔、採ろうとして木に登って、落ちてお尻をひどく打ちました。 皮は苦いのですが、ひき肉・長ネギなどを味噌で味付けして中に詰め込んで、糸で巻いて揚げます。 あけびの肉詰めなど、内側の皮が柔らかく、ゴーヤーのような苦さです。 細めにきって味噌炒めでもおいしかったです |
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あけびは季節を感じさせる春の味覚でもあります。 春は新芽が若々しく美味しい山菜です。 花は大きな雌花が1個か2個と小さな雄花が房になって咲きます。 |
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「このつるの新芽も食用になり、なかなかほろ苦さのある珍味です。 熟した中身を取ったあとの果皮は、挽肉か魚のすり身を詰めて、パン粉をつけてフライに揚げたり、そのまま煮付けたり、ゆでて胡麻、マヨネーズで和えたりして食べられます。未熟な果実をそのまま薄く切り、衣をつけて揚げたりもします。 |